SUSTAINABLE|サステナブルへの取り組み

lakebiwatriathlon

「LAKE BIWA TRIATHLON」では、大会コンセプトの1つに「サステナブル」を掲げ、参加者はもちろん、地元地域、事業者、自治体など多様な主体が「全員が主役」として共創し、トライアスロンというスポーツ、そして大会の開催を通じた持続可能社会への貢献を目指しています。

本大会の開催地である滋賀県守山市では、地方創生の柱として「起業家の集まるまち 守山」を掲げ、多様化する社会課題解決のため、市内外のスタートアップをはじめとする民間企業との官民連携による民主導の地域活性化・持続可能社会への貢献を目指しています。

本大会の開催地である守山市との連携を図る中、本大会を通じて、2025年⼤阪・関⻄万博を⾒据え、官民連携による持続可能な地方創生の実現を目指したモデル事業に取り組みました。

主なサステナブルな取り組み

電気で抗菌・土に還る次世代繊維を活用した
フィニッシャータオル・スタッフウェアの提供

人の動きを電気エネルギーに変える新素材「ピエクレックス」は、繊維が動くことで発生する電気エネルギーによって抗菌効果を発揮。長期使用しても抗菌効果が続き、臭いの原因となる菌にも効果がある素材です。植物由来の素材で環境にも優しく、素材は土にかえるサステナブルな新素材です。

大会開催地である野洲市に事業所のある株式会社ピエクレックスの協力により、ピエクレックス素材を使用したフィニッシャータオルを、本大会で完走された方にプレゼントしました。また、大会運営に関わるスタッフ・ボランティアのウェアも本素材を使用しています。普段使いができるようにシンプルなデザインにし、長く着用し、不要になったら回収して分解できる仕組みです。

※抗菌効果とは、菌の増殖を抑える効果のことです ※使用状況により効果は変わります

実施主体

株式会社ピエクレックス

選手向けの事前発送物に
地元企業で回収されたダンボールより再生されたダンボールを使用

選手に事前発送した、競技ガイドなどの書類や地域参加賞等の梱包に使用するダンボールについて、地元企業から排出されたダンボール古紙から作られた再生ダンボールを活用しました。丸紅フォレストリンクス株式会社が提供する循環型リサイクルシステムにより、地元の大会公式スポンサーである株式会社平和堂の店舗から排出された使用済みダンボールを回収し、再生されたダンボールを使用し、選手のご自宅へ商品を配送する仕組みとなっています。地元地域で消費された資源が活用されていることを「見える化」することにより資源循環への意識向上を狙いとしています。

実施主体・協力会社

丸紅フォレストリンクス株式会社
株式会社平和堂

有限会社杉本紙業 / 福山製紙株式会社 / 大津板紙株式会社 / 株式会社トーモク

大会で消費する紙コップを古紙回収し製紙原料としてリサイクル

本大会では昨年に続き、レース中にエイドステーションにて水分提供に用いた大量の紙コップをリサイクルする取り組みも実施しました。使用済み紙コップは防水加工や汚れなどがあるため、可燃ごみとされることが通例でしたが、大会で使用した紙コップを古紙として回収し、製紙原料としてリサイクルを行う取り組みを丸紅フォレストリンクス株式会社の循環型リサイクルシステムにより実施しました。参加者のリサイクルへの行動意識変容を促進します。

レース会場の紙コップを含むごみ回収および分別については、びわこ成蹊スポーツ大学の学生が担い、本事業でリサイクルされた製紙原料は、ダンボールへと生まれ変わりました。

実施主体・協力会社

丸紅フォレストリンクス株式会社
びわこ成蹊スポーツ大学

福山製紙株式会社 / 信和商事株式会社

カーボンオフセット開催で地域スポーツ振興と脱炭素の両立へ

滋賀銀行からは、本大会が「サステナブル」に貢献することを目指すとの趣旨にご賛同いただき、カーボンオフセット開催に協力いただきました。寄付スキーム「未来よし+(プラス)」を通じて、「びわ湖カーボンクレジット」5t-CO₂を提供いただきました。これにより、参加者が会場まで移動されることによって排出されるCO₂が相殺され、「脱炭素」での開催に一歩前進しました。

また、滋賀銀行からは大会開催にあたってのボランティアとして24名の方にもご協力いただきました。

■カーボンオフセット
日常生活や経済活動において排出されるCO₂などの温室効果ガスについて、削減しきれない排出量を、カーボンクレジット等を活用して相殺すること。

■未来よし+(プラス)
脱炭素やSDGsに貢献する金融商品の取扱実績に応じて滋賀銀行が資金を拠出し、地域の脱炭素や生物多様性保全などを支援する寄付スキーム

■びわ湖カーボンクレジット
国の「J-クレジット制度」を活用して、省エネや再エネの取り組みによるCO₂などの温室効果ガスの削減量および森林の適切な管理により生み出された吸収量にかかる滋賀県産のクレジット。森林組合等から購入することで、県内の森林保全に貢献できる。本件のびわ湖カーボンクレジットは、一般社団法人滋賀県造林公社より購入したもの。

実施主体

株式会社滋賀銀行

スポーツを「ささえる」活動を通して 新たなスポーツ文化を創造

守山市と連携協定を締結している、びわこ成蹊スポーツ大学では、第1回大会から4年連続で大会の運営サポートを行っています。今年度は、学生6名で学生実行委員会を結成し、当日は25名の学生がボランティアとして活動いただきました。実行委員が中心となって大会事務局のミーティングに参加して企画案を提案するなど、当日の大会運営だけでなく共に大会を創るという面でも力を注いでいます。

大会前には、平和堂の店舗に設置いただいた「市民からの応援寄せ書きボード」を選手に届けたほか、英語で海外選手受付のサポートなどを行い、当日には交通規制案内や給水補助、救護活動、サステナブルな大会となるためのゴミ分別協力の呼びかけ、そしてメッセージボードを掲げた笑顔の応援など、様々な形で選手が安全に、かつレースに集中できる環境が整うようサポートしています。

実施主体および協力会社

びわこ成蹊スポーツ大学
株式会社平和堂

食品ロスの低減・地元特産品の提供

和洋菓子のたねや·CLUB HARIEグループからは、ゴールした参加者に「バームクーへンのボストック」と、人気の「どらやき」を提供いただきました。特にボストックは、バームクーヘンを作る工程において商品にできなかった部分を利用し、新たな美味しいお菓子として生まれ変わった、食品口スを解決する商品です。たねや· CLUB HARIEでは、食品ロス低減の取り組みをはじめ、滋賀·琵琶湖の自然を守り、持続可能にしていく取り組みを展開しています。

また、本大会では「おもてなしプレゼント」として、選手・ボランティア・審判TOを対象とした抽選会を開催しています。抽選会ではパートナー企業の協力により様々な商品を提供いただいているほか、地元の特産品として、守山漁業協同組合から湖魚の佃煮や、地元農家から新米を提供いただいています。トライアスロンを通じて滋賀・琵琶湖をの魅力を発信し、ファンを増やす取り組みです。

実施主体

たねや・CLUB HARIE

ほか、地元事業者

SUSTAINABLE PARTNERS

株式会社ピエクレックス
株式会社平和堂
丸紅フォレストリンクス株式会社
株式会社滋賀銀行
びわこ成蹊スポーツ大学
たねや・CLUB HARIE

*上記には一部オフィシャルパートナーを含みます

Supported by

守山市
https://www.city.moriyama.lg.jp/

LAKE BIWA TRIATHLONは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

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